このたび、横山久美選手2023シーズン加入記者会見を開催いたしましたので、お知らせいたします。

日にち:12月12日(月)
場所:湯郷グランドホテル
登壇者:横山久美選手 岡山湯郷Belleゼネラルマネージャー高橋寿輝
高橋寿輝
【横山選手が加入に至った経緯】

我々岡山湯郷Belleは、10月9日になでしこリーグ2部のレギュラーシーズンを終えまして、結果は2部最下位、入れ替え戦に回ることになりました。来年の編成に急ぎたいところではございましたが、2部に残留が確定していない中、なかなかリスクの高い行動となりますので、しばらく様子を見ていたところ10月の中旬に入りまして、横山選手が所属しているゴッサムFCとの契約を更新しないと情報が入って参りました。
10年前から横山選手と親交のある会長の塚本と相談しまして、横山選手とコンタクトを取りたいということで本人とアポイントを取ることとなりました。10月18日に東京で横山選手と初めてお会いしまして、その中で岡山湯郷Belleが目指す未来像、今後の方向性をお伝えさせていただいたところ、横山選手の考えと合致することが多くございましたので、その場で獲得の交渉をさせていただき晴れて11月15日に契約締結となりました。
横山久美
【加入を決めた理由・今後の抱負】

今回お話をいただいて、正直2部最下位だからとか全然気にしていなくて、自分がお世話になった湯郷ベルをまた復活させたいという思いで湯郷ベルに入ることを決めました。ただそれだけの一心です。
【質疑応答】
Q.横山選手にとって湯郷ベルとはどんなクラブでしょうか
A.自分がいたころは、なでしこリーグ1部だったので女子サッカーを盛り上げるチームだなと感じてますし、本当に自分の中ではサッカー選手として初めて入ったチームが湯郷ベルだったので、原点回帰というか恩返しができればいいかなと思います。
Q.かつて所属した2年間を振り返ってどのようないい思い出があったか教えてください。
A.正直選手としてあんまり結果は出せていなかったというのもあるんですけど、その時に津山信金庫様で働かせてもらってて、沢山の人々に助けてもらったなというのもありますし、地域の方々の応援というのも来てるなって感じてそれが湯郷らしいと感じています。
Q.来シーズンに向けてどのようにチームを強くしていきたいですか。
A.サッカーは、一人ではできないのでなんとも言えないですけど、結果を出してひとつでも上に行けたらいいと思っていますし、個人としても久しぶりにFWをやらせてもらえると思うので、貪欲に点を取りにいきたいなと思います。
Q.日本代表の想いはどうでしょうか。
A.はっきりいいますと、日本代表を目指してたらここには来ていないかなと思います。
Q.湯郷ベル以外にも言える範囲で選択肢はあったのでしょうか
周りの人もWEリーグに行ってほしいと思いがあって、色々と声を掛けてくれたり、聞いてくれたりあったんですけど、勿論断られたチームもありますし、正直自分の中では断られて安心したっていうか、あんまりしっくり来ていなかったので、アメリカで3年間やらしてもらって、自分の中でも満足っていうか楽しくやらせてもらったので、もういいかなってサッカー選手としては終わりかなって思ってたところで、塚さん(岡山湯郷Belle会長/塚本一郎)に声をかけていただいて自分の心が動いたっていうのがあるので、他のチームを考えていたっていうことはないですね。
Q.湯郷ベルのサポーターの方に向けてメッセージ
A.また沢山の方々に観に来てもらって、気持ちよく帰ってもらえるような試合をしたいと思いますし、覚悟を持って挑みたいと思いますので、沢山の応援よろしくお願いします。
Q.チームを強くしたい思いは強いでしょうか
A.一人一人が意識を変えてやっていかないと行けないと思いますし、自分も初心に帰ってやっていかないといけないかなって思っています。
Q.この話が来た時はどういう気持ちだったでしょうか
A.素直に嬉しかったですし、自分の中でも2年間いた時っていうのは気持ちよく終われていなかったので、サッカー選手を辞めるっていうかは終活するにはいい場所かなって思っています。
Q.昨シーズンのベルのプレーとかは観られましたでしょうか
A.観ていないんですけど、正直落ちても気にせず入団したと思ってます。湯郷ベルを良くしたいっていう、最後に自分の力を発揮してチームが良くなってくれたらいいかなって思いで決めました。
Q.湯郷ベルでどんな貢献をできると思いますか
特に考えていないんですけど、街全体で応援していただけるようなチームになったらいいなと思っています。
Q.具体的な目標とかあれば教えてください
A.勿論2部優勝できたらいいことですよね。日本でやっていなかったので、全然どういう状況かわからないですし、個人としては得点王を取れるように頑張ります。

Q.海外の経験は日本でどのように活かせれるかと思いますか
A.外国人みたいなやり方を日本人がしてもうまくいかないですし、正直厳しくやらないと強くならないかなと思います。日々そういうのを意識して365日サッカー選手として意識してやらないと強くならないと思いますし、そういうのを意識していたから今の上の人たちがいるかなと思います。
Q.街全体で応援されているようなチームだったと思いますが、今の現状をどう思いますか。
A.自分は全盛期の時にいさせてもらったんですけど、だいぶスポンサーさんも減ったなと感じましたし、それでもこの街であんなに盛り上がれるっていうのは可能性を秘めているなと思っています。
Q.街の方と話したりしましたか
元同僚の人とかからすごく連絡をもらったりしましたし、長野の人たちからもびっくりされましたし、いろんな人からリアクションをもらいました。
Q.街を盛り上げるっていう意味ではどのようにお考えでしょうか
A.結果が全てだと思いますし、勝っていけば応援されると思いますし、ただそれだけじゃなくて街の人との交流っていうのも大事にしていかないと行けないと思いますし、いろんなことをやっていけたらいいなと思っています。
Q.横山選手に期待する部分は具体的にどんなところでしょうか
A.だいぶ楽しみなんですけど、本人からありました通り、日常365日サッカー選手として関わっていく姿勢ですね。そこの日常のハイレベルな継続っていうのを楽しみにしているところです。本人だけが結果を出すっていうかは本人の行動が他に波及して、みんなのレベルが上がることを楽しみにしています。
Q.湯郷ベルの選手は20代前半だったり若い選手が多いと思うんですけど、伝えられる部分だったりありますか
A.最近だと結構言ったりしたら問題になっちゃうと思うんですけど、厳しくするところは厳しくしないと行けないと思ってますし、それをいうことで周りも引き締まりますし、自分もさらに意識をしてやらなきゃ行けないかなと思います。伝えるところは伝えてあとは個人で感じてもらえればと思います。
練習とかも踏まえて、自分がためになるようなことをやらないといけないと思いますしチームに影響をもたらさなきゃ行けないと思っているので、日々意識してやっていかないと行けないかなと思います。
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